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金属探知機の原理と仕組みって?反応しない金属・反応するものを解説!

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金属探知機の原理や仕組みはご存知ですか?また反応しない金属や反応するものがどういったものかについても、意外と知らない方は多いのではないでしょうか。

金属探知機は様々な用途にも使われる身近でシンプルな計測器ですが、原理や仕組みを理解することで、状況に応じた選定などが可能になります。
この記事では、金属探知機の理解を深めるために、原理や仕組みから反応しない金属、反応するものは何かまで詳しく解説します。

金属探知機の原理と仕組みを解説!反応しない金属や反応するものがひとめでわかる特別資料無料ダウンロード

金属探知機の原理や仕組みのほか、反応しない金属と反応するもののそれぞれの特徴などについてここからは説明をしていきます。
金属探知機の仕組みは意外とシンプルなものです。原理さえわかっていれば、反応しない・反応するといった判断は簡単にできるようになっています。
最後にはこれらの特徴をまとめた資料を無料でダウンロードできるようになっていますので、ぜひこちらもご活用ください。

まずは、金属探知機の原理と仕組みについて、詳しく解説していきましょう。

金属探知機の原理と仕組みについて 特別資料ダウンロードも!

金属探知機の原理や仕組みとして、電磁誘導が用いられています。
電線を巻いたコイルに磁石を出し入れすると、コイル内の磁界(=磁力が働く空間)が変化するため電流が流れます。この現象が電磁誘導です。
金属探知機の仕組みとして、中に発信コイルと受信コイルが存在しており、金属があると電磁誘導の原理により発信コイルから出た磁気が乱れたり、電流が発生するため、それを受信コイルが感知して金属の有無を測定します。

言葉での解説だけではわかりくいと感じている方も、図解を加えた資料が当ページではダウンロードできますので、是非併せてご覧ください。

金属探知機に反応しない金属もあるの?

金属探知機に反応しない金属、というものは存在するのでしょうか?
結論から言うと、種類によって反応しづらいものはあっても、全く反応しない金属というものはありません。

先ほどお伝えしたように、金属探知機の測定原理は電磁誘導です。
そのため、電気を通すことができる物体であれば検知することが可能です。
金属は、そもそも電気を通す(通しやすい)物体であることが定義の一つとされており、理論上すべての金属は金属探知機に反応することになります。

ただし、材質によって電気の通しやすさには違いがあり、反応にも違いが出るため注意が必要です。

金属探知機に反応するものや探知しやすいシチュエーションは?

逆に金属探知機で反応するもの、反応しやすい・探知しやすいシチュエーションなどはあるのでしょうか?

先ほど、金属探知機に検知できない金属は存在しない、ということをお伝えしました。
もちろん理論上はそうなのですが、例えば金属探知機から検知対象までの距離が遠い場合や、探知する対象物のサイズが極端に小さい場合のほか、周囲に干渉するほかの金属などが存在している場合などは、思ったような探知ができない可能性があります。
さらに、検知する金属の種類によって反応のしやすさに違いがあるため、検知可能距離などは変化します。

逆にいえばこれらを理解した上で、検知対象にある程度の大きさがあり、金属探知機を近づけることができる状況で、他に反応する対象物がない状況を作ることができれば、検知対象がどのような金属であっても十分に金属探知機の性能を発揮することができるでしょう。

実際に金属探知機を用いて探知を行った具体的な事例としては、ナイフなどの危険物やなくした指輪、硬貨、金属片の混入した製品、地中に埋まった不発弾などがあります。ご紹介できるのはほんの一部になってしまいますが、これだけでもかなり多岐にわたることがご確認いただけるかと思います。

用途別おすすめの金属探知機はこちら

金属探知機は、基本的にどの商品であっても電磁誘導を測定原理としています。
その中でも、搭載されている機能や形状は用途によってまちまちです。
原理や仕組みだけではなく用途ごとに適した商品やその選び方を理解することで、より目的に合った使い方ができるようになります。

ここでご紹介している金属探知機は、レックスですぐにレンタルすることも可能です。
商品選定にもぜひお役立てください。

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金属探知機の原理と仕組みを理解して、反応しない金属や反応するものに合わせて正しく使おう

この記事では、金属探知機の原理や仕組み、反応しない金属や反応するものはがあるのかどうか?などについてのご説明をしてきました。

改めてトピックをおさらいしてみましょう。

  • 金属探知機の原理は?:電磁誘導 を用いています。
  • 金属探知機の仕組みは?:電磁誘導の原理を用いて発信コイルから出た磁気の乱れや電流を受信コイルで感知し、反応します。
  • 反応しない金属はある?:反応に違いはあれど、金属であればなんでも反応します。
  • 反応するものや反応しやすい環境は?:検知対象のサイズや距離、周囲に干渉するものがないかなどが重要です。

無料でダウンロードできる資料では、図解なども交えてよりわかりやすくご説明しております。ぜひそちらもご活用ください。

資料ダウンロードはこちら

掲載内容
■金属探知機が反応する仕組み
■反応しない金属や反応するもの
■用途別おすすめの金属探知機