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杭ナビの使い方を解説!トータルステーションとの違いについても

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杭ナビの使い方をご存知ですか?また、トータルステーションとの違いは説明できますか?
トプコンの人気商品の一つであるため、名前を聞かれたことのある方、実際に使用されたことがある方も多いのではないでしょうか?

このページでは、杭ナビの使い方の大まかな流れやトータルステーションとの違いについて解説していきます。
名前はよく聞くし気になっているけれど使ったことがない、存在は知っているがどういった場合に杭ナビを使用するのが適切かわからないといった方にもピッタリの記事となっております。ぜひ最後までお読みください。

そもそも杭ナビはどういう測量機?

そもそも杭ナビはどういった測量機なのでしょうか?
杭ナビは、トプコン社のトータルステーションの名称で、中でも杭打ちや墨出しに特化した測量機です。
大きな特徴として、一人で作業できて誰でも使いやすいということが挙げられます。
杭ナビを使えば容易にワンマン測量ができるようになるため、作業効率の向上やコスト削減にもつなげることができます。

また、スマートフォンなどに接続できるアプリケーションが用意されていたりと杭ナビからの派生商品も多く、幅広い用途に利用できることも特徴の一つです。

レックスでは杭ナビ及びその周辺商品をレンタルで取り扱っております。最短5日間からお好きな期間だけご使用が可能です。詳細は商品ページもご確認ください。

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杭ナビの使い方を簡単に解説!

ここからは、本題である杭ナビの使い方について説明していきます。
杭ナビは、用途が限定されているほかボタンも少ないため手間も少なく直感的な操作が可能です。
ここからは、その手順と使い方について動画も交えつつ少し詳しく説明していきます。

杭ナビの使い方:事前準備

杭ナビの使い方の前に、まずは事前準備についてご説明します。
杭ナビのコントローラーに相当するのはモバイル端末のため、杭ナビとそのモバイル端末を接続するところから始める必要があります。
また、実際に測量を行うには360度プリズムも必要です。こちらも併せてご用意ください。

①杭ナビとモバイル端末とBluetooth接続します。※レンタルの場合はアンドロイド端末が付属しています。

②モバイル端末に座標データを登録します。
この座標データは、データファイルからのインポートと手入力のどちらも可能です。

③「設定」画面より、必要に応じて環境設定を行います。

こちらで事前準備は完了です。詳しくは動画もご覧ください。

杭ナビの使い方:機器の設置と杭打ちの実行

次に、杭ナビの使い方として実際に杭打ちを行う際の機器の設置から杭打ち、出力までの流れを説明します。

①三脚などで杭ナビを固定し、電源を入れます。

②後方交方などの方法で手順に従って測定を行い、器械点を設置します。
ここで設定する器械高は測点から器械高マークまでの位置となります。

③通常の手順に従って、杭打ちを行います。

④実際に杭打ちを行ったデータを出力します。メニュー画面から出力ボタンを押すと、計測したデータの出力ができます。

⑤実際に杭を打った点と設計値と比較を行い、評価します。

ここまでが一連の杭ナビの使い方です。一人で簡単に杭打ちができました。
詳しくは、こちらの動画もご覧ください。

杭ナビとトータルステーションの違いは?

杭ナビとトータルステーションとの違いは何ですか?といったご質問をいただくことが多くあります。
ここからは、杭ナビとトータルステーションの違いについて説明をしていきます。

結論から言うと、杭ナビは自動追尾トータルステーションの一種であり、ワンマン測量に特化して作られた商品です。

一方で杭ナビは通常のトータルステーションと違い、望遠鏡がついていません。
つまり、目視でのチェックができないということです。
また、使用範囲についても距離100m(直径200m)、高低差±10mまでとなっています。(杭ナビLN-100の場合)
通常の汎用的なトータルステーションと単純にスペックの比較をすると、少し物足りないと言えるでしょう。

2つの機材の違いについて理解できたでしょうか?
このように杭ナビとトータルステーションは同じジャンルの測量機ではありますが、完全に相互互換できるものではないため、違いや特性を理解して使い分けることが重要です。

杭ナビとトータルステーションの使い分けについて

杭ナビとトータルステーションの違いを理解することで、適切な使い分けを行うことができます。
ではその適切な使い分けとは一体どのようなものでしょうか?

前の段落でもご説明した通り、杭ナビはワンマン測量に特化したトータルステーションです。
中でも、一人での座標取得や杭打ち、墨出しの作業に特化した機能を多く有しているため、こういった用途で使用する際には杭ナビが非常におすすめです。
また、従来のトータルステーションと違い、クイナビVISIONなどの多様なオプションを使用することで、例えばスマートグラスとの連動など更に機能を強化したり拡張したりすることができます。このようにオプション品も併用することで杭ナビの用途の幅が更に広がっています。

逆に、用途を限定しない使用や、杭ナビの得意分野以外の一般的な測量用途であれば、従来通りのトータルステーションをお使いいただくことをおすすめしています。

杭ナビの使い方とトータルステーションとの違いまとめ

杭ナビの使い方や、トータルステーションとの違いについて説明してきました。
改めての説明になりますが、杭ナビは杭打ちや墨出しなどの特定の目的をワンマンで行うことに特化して作られた、とても便利な測量機です。特性や使い方を理解した上でご使用いただければと思います。

人気商品の杭ナビですが、短期間のご使用や、急に必要になった場合はレンタルという方法もおすすめです。
最短5日間から、必要な時、必要な期間だけご使用可能ですので、ぜひご活用ください。

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