電子セオドライト(精密) T3000Aのレンタルなら

電子セオドライト(精密)T3000Aのレンタル 特長

対物口径52mmのパンフォーカルの望遠鏡では、コントラストが高く、明るい正像が得られます。最短で、対物レンズから0.5mの目標に合焦できます。合焦つまみは、粗動と微動の二段階の動きをします。
倍率と視野は、合焦距離につれて変化します。遠いターゲットに合焦すると、視野はせまくなり、倍率は、大きくなります。近いターゲットに合焦すると、視野は広がり、倍率は下がります。この独創的な機構によって、遠近を問わず、理想的な観測が行えます。標準のアイピースを使用し、無限遠に合焦したときの倍率は、43倍です。さらに、高倍率、あるいは、もっと低い倍率用のアイピースをオプションとして用意しています

必要によっては、T3000Aの望遠鏡内の水平軸と鉛直軸の交わる所に、特製のターゲットを取り付けることができますこのターゲットを装備すると、2台のT3000Aを互いに視準するときに便利です。セオドライト三次元測定システムでは、構造物の測定前に行う、オリエンテーション作業でも、この操作が行えます。

必要によっては、T3000Aに小さなターゲットを視準しやすくする、特殊な十字線を装備することができます。

T3000Aにディストマット（距離計）を取り付けることができます。また、データ・ターミナルと接続することもできます。

工業分野で注目されているのが、2台以上のセオドライトを使って三次元座標を測定する方法です。2台のセオドライト、基準スケール、コンピュータ、パッケージソフトで構成されます。2台のセオドライトで同じ測点を視準することで、その点の三次元座標を測定・データ収集でき、データの解析計算も行えます。測定精度は、セオドライト間の距離、セオドライトと測点までの距離によって異なりますが、およそ1/100,000～1/200,000で5m離れた場合、0.025～0.05mm程度です。