許容濃度 とは
よみ: きょようのうど 英字: Allowable concentration
許容濃度とは、有害物質のある環境下で労働者が1 日8 時間、1 週間40 時間程度の作業を継続したとしても、ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度を意味します。許容濃度はTLV(Threshold Limit Value)とも呼ばれ、ACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)や日本産業衛生学会からの勧告という形で示されています。
例えば有毒ガスの一種である硫化水素では、許容濃度は 5ppm と設定されています。