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安全対策に!斜面崩壊を検知・警告する【最新の地滑り計】

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山間部の安全対策

ここ数年、レックスでは地滑り計の需要が年々高くなっています。地滑り計は地表変化を感知するため、建設業界の方を筆頭に安全管理に使用されています。

ダムやトンネル掘削、切土・盛土などでは斜面崩壊の恐れがありますが、現場での安全管理は大丈夫でしょうか?

また、日本では約67万箇所にも及ぶ土砂災害の危険区域が存在し、特に初秋は台風が多いため土砂災害の注意が必要です。 レックスで地滑り計の需要が年々高くなる原因として、この土砂災害の原因となる大雨の年間発生回数が増加傾向にあることが挙げられます。

全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数の経年変化
棒グラフ(緑)は各年の年間発生回数を示す(全国のアメダスによる観測値を1300地点あたりに換算した値)。直線(赤)は長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)を示す。

※出典:国土交通省 気象庁(「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」より

図1は気象庁のデータで1時間降水量50mm以上の年間発生回数を表し、赤の直線である長期変化傾向(回帰直線)は増加傾向にあることがわかります。
これらの変化は地球温暖化の影響があると気象庁は発表しています。そのため、今後も雨量が増えると考えられるので必然的に土砂災害の被害も多くなる可能性があります。

さらに、この100年で日降水量100mm以上の日が増えていることが図2よりわかりますが、特に9月は顕著に増加しているので初秋の季節、上記のような建設現場ではより土砂災害による安全管理の重要性が問われます。

日降水量100mm以上の月別日数の長期変化傾向
全国51地点で合計した日降水量100mmの月別日数を20世紀初頭の30年(1901~1930年)で平均した値と最近30年(1977~2006年)で平均した値を比較した図。

※出典:国土交通省 気象庁(「異常気象リスクマップ」より

工事期間中の安全管理は万全でしょうか?
今からでも斜面崩壊・土砂災害による被害を最小限に抑えるため、地滑り計を活用してみてはいかがでしょうか。

地滑り計について

そもそも地滑りって・・・?

  • 地滑りとは、斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象をいいます。
地滑り計について

地滑りは、雨や地震などの自然的誘因のものから人為的誘因で発生する場合もあります。
土石流や土砂崩れのように突然崩れ落ちることはないので、地滑り計を活用し、地表の変化をモニタリングしたり、変化を検知して警報を鳴らすことで、被害の拡大を防ぐことができます。

地滑り計の種類

レックスでは最新の斜面崩壊時の警報システムや、地盤伸縮計というオーソドックスな地滑り計など多数を取り揃えております。

傾斜崩壊警報システム

レックスで取扱いのある斜面崩壊時の警報システムやクラウド上でモニタリング可能な最新のシステム機材についてご紹介します。

斜面崩壊警報システム

斜面崩壊警報システム

崩壊直前の斜面や法面の動きを検知し、警報(パトランプ、メール)を発するシステムです。

特徴
  • 杭に内蔵した無線センサ端末で斜面、法面の動きを(傾き)を計測
  • 杭は、打ち込むだけで設置完了
  • 傾きを4段階に分類し、複数の杭を監視
ポイント

従来のワイヤセンサに比べ、耐工性(設置が容易)、耐久性(何度でも使用できる)、作業性(配線が不要)、経済性(安価)など優れた特徴を有する画期的なシステムです。

光る斜面崩壊検知センサ杭
光る斜面崩壊検知センサ杭

設定値以上の傾きを検知して、リアルタイムにLED回転灯を作動します!工事騒音により警報を聞きづらいことがある現場でも見てわかる、光る斜面崩壊検知センサ杭!

特徴
  • センサ杭と回転灯を一体化
  • 簡単設置ですぐに計測開始
  • どこで変状が発生しているか視覚的にすぐわかる
  • 回転灯は半年に1回の充電で繰り返し使用可能
ポイント
光る斜面崩壊検知センサ杭 特長

杭にセンサ端末、回転灯(警報装置)、電源が一体となっているため、特別な配線工事や設置工事が不要です。

地盤伸縮計

地盤伸縮計とは、地滑りなどによって生じる地表の変化を先端の検知部で的確にキャッチすることができる測定器です。
変化をモニタリングするもの、変位時に警報を鳴らすものなどがございます。

土石流警報システム OT-1407(大田商事)
土石流警報システム OT-1407
土石流警報システム OT-1407

落石や土石流が発生しそうな場所にワイヤセンサを取り付け、それが切れることで土石流を感知し、スピーカーや回転灯にて警報を鳴らすことができます。

特徴
  • 警報装置にはソーラー電源を使用
    ※山間部・河川内など電源のない現場でも使用可能です。
ポイント

本体だけでなくスピーカーや回転灯が標準構成品としてレンタル可能です。

一緒にご利用される機材

レックスでは地滑り計と一緒に下記のような機材もご利用されるお客様が多くいらっしゃいます。
併せてレンタルすることで、さらにコストダウンや手間を省けるメリットがあります!

水位雨量測定装置 KADEC21-MIZU(ノースワン)
水位雨量測定装置 KADEC21-MIZU

水圧式の高精度水位センサーを用いた水位ロガーです。地下水位や潮位などの長期観測・記録ができます。
観測データをCFカードまたはEメールで記録します。

傾斜計デジタルQティルト6000 MODEL4480(応用地質)
傾斜計デジタルQティルト6000 MODEL4480

プローブ内でA/D変換し、新型の可変容量式のセンサーを搭載したデジタルタイプの高精度孔内傾斜計!
データ収集し、測定データをテキストデータとして(SD)メモリーカードに収録(コピー)できます。

転倒ます型雨量計セット OW-34+TAMAPod(大田計器製作所)
転倒ます型雨量計セット OW-34+TAMAPod

降雨量をパルス状の接点信号に変換して雨量の観測を行ないます。
小型データロガー 積算雨量記録計 TAMAPodLLUVIAとセットでご利用いただくことで、データを記録しながらの長期観測、及び警報設定などが可能です。

なぜ今レンタルが人気なのか?

今、計測器は自社保有からレンタルでご利用される企業様が多いことをご存知でしょうか?
保有とレンタルのメリットを天秤に乗せた時、レンタルのメリットの方がより比重が多くなるため、年々計測器に関してもレンタルが人気を博しています。

では、そのメリットとは・・・?

レンタルでお客様のコストカット・効率化をお手伝いいたします!

レンタルでコスト削減

レンタルでコスト削減
 

レンタルで効率化

レンタルで効率化

さらに、レックスでは以下のようなメリットもございます。

計測器の種類が約2,000種類、27,000台と数多く
保有しており、お客様のニーズに最も適した1台をご提供します。

急な検査依頼があったときも当日出荷・翌日着が可能です!
(一部商品・地域を除きます)

機材名などがわからなくても専任のスタッフが迅速に対応いたします!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今後危機が多くなってくるであろう土砂災害・斜面崩壊の対策に賢くレンタルで地滑り計を活用してみてはいかがでしょうか。

その他にも計測器でお悩みのことがございましたらレックスまでお気軽にご相談くださいませ。