等価騒音レベルとは(LAeq)?計算方法などわかりやすくエクセルに
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等価騒音レベルとは何か?
等価騒音レベルは仕事では使っているけど、改めて説明するとなると難しいと感じることはないでしょうか。
このページでは、等価騒音レベルと、その計算方法についてわかりやすく解説していきます。
最後には等価騒音レベルを計算できるエクセルツールもダウンロードできます。
等価騒音レベルとは(LAeq)?わかりやすく解説
等価騒音レベルとはいったい何なのか?わかりやすく解説していきます。
等価騒音レベルは、車やバイクなどのノイズのように時間の経過によって大幅に変動する騒音の度合いを評価するために考えられました。
現在では、一定期間における騒音の平均的な大きさを評価するための指標の一つとなっており、工事現場や工場などでの騒音の評価にも一般的に使用されています。
等価騒音レベルとは(LAeq)何か?詳しく解説
等価騒音レベルとは、規則性がなく、騒音の度合いが大きく変動している場合に、計測時間内の騒音レベルのエネルギーを時間で平均にしたものです。
等価騒音レベルの算出では、騒音計の周波数補正回路のA特性を通したレベルを用いたことを明記したい場合には、一般的にLAeq(Leq)と表記されます。
等価騒音レベルの定義は、計測する時間内における変動騒音にたいして平均の2乗音圧と同じ平均の2乗音圧を与える連続定常音の騒音レベルです。等価騒音レベルは、測定時間(T)の関数となっているので、厳密には、計測する時間をつけて「LAeq,T」と表記しますが、単にLAeq あるいはLeq を用いても理解できます。
道路上の騒音の計測結果を精査するにあたり、2000年まではある計測期間で取得できた沢山の測定値の「中央値」であるL50が使われてきました。しかし、2000年度からは、環境基本法と騒音規制法ともに、沿道に住む人たちがどの程度の騒音レベルにどれほどの時間曝されていたのかをエネルギー的に評価できる定量的な指標である等価騒音レベルを使うことになり、現在までのおよそ20年以上使用されている騒音評価指標となっています。
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資料内容
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