現地調査の効率を向上させるプラント・工場で3Dスキャナーを活用した事例を大公開!
橋梁やトンネルといった構造物や、自動車や機械など製品の点群データを取得できる3Dスキャナー。
レックスでは、橋梁・トンネルといった社会インフラのスキャンの仕事に携わることが多いですが、石油・化学プラントや発電所内をスキャンするためにスキャナーをレンタルいただくこともあります。
「何のために使うのか」「どんな利点があるのか」といった3Dスキャナーの簡単なご紹介とプラント・工場内でのスキャナーの使用で作業効率や企業イメージの向上につながった事例を公開致します。
最後にハンディスキャナーで現地調査を簡素化する
「効率アップを実現する事例や設備導入の成約率をアップさせる事例集」
無料プレゼントがございますので、是非末尾までお見逃しなく!
※ 簡単なアンケートにご協力ください
3Dスキャナーとは?
3Dスキャナーとは対象物の凹凸を立体的に捉え、形状のデータを測定するものです。
センサーが取得した点群データと画像データを合成し、パソコンなどの画面上で形状を確認できるだけでなく、元の設計図(CADなど)と比較することで、成果物の品質管理や経年変化を確認することが可能です。
プラント・工場では死角が多いためハンディスキャナーが活躍
しかしプラントや工場では、配管が所狭しと通っていたり既設の機械のせいで死角が多くなります。
死角が多くなると、それをカバーするために測定するポイントが増えてしまい、データ量も増えるため1つの点群データにまとめるときにパソコンのスペックが足りずに動作が遅くなります。
その問題、ハンディスキャナーで解決してみませんか?
ハンディスキャナーとは? 事例と従来比較でみる活用方法!
手持ちで物体のスキャンが可能なため入り組んだ配管のスキャンや機械の死角となっている場所のピンポイントスキャンを実現。
全体スキャンに対してデータ量が少ないためソフト上での合成に時間がかからず、より高精度な3Dデータを作成することができます。
※写真はハンディ3Dスキャナー DPI-8X
ハンディ3Dスキャナー DPI-8Xの商品詳細はこちら
さらにここでは、ハンディースキャナーをレンタルしていただき、自社の仕事の効率化に繋がった事例をご紹介致します!
ハンディスキャナーをプラントで使用した作業効率向上の事例
新設配管時に既設配管への干渉有無を3Dデータで検証!
新たに管を敷設する際に現状の配管状況を把握して、干渉しないかどうかを確認しなければなりませんが
そもそも設計図が無い(手に入らない)
設計図はあるが、知らない間に新しい管が敷設されていた
といったお話を伺うことがあります。
プラント内での配管の設計や敷設をしているA社様では、例えば100Aの管を既設設備付近に通す仕事に対して図面が手に入らないため現状把握が困難で、さらに現地調査にも時間がかかっていたとのことですが、ハンディスキャナーを使用すれば、該当箇所をピンポイントで3Dデータ化できて、新設配管のCADデータと組み合わせて干渉しない設計図を作成することが可能になりました。
レックスでレンタルできるハンディースキャナーは最小±2mmの誤差ですので細部まで正確な3Dデータを作り出すことができます。
A社様では以降も配管が増える場合も、あらかじめ全体像をスキャンしておくことで都度の現地調査が必要なくなるため、従来3日かかっていた現地調査を1日で終えることができたようです。
従来方法との比較をまとめました
従来方法 | ハンディースキャナー | |
---|---|---|
完成図 |
平面的で状況が分かりづらい |
3Dのためリアリティがある |
作業方法 | 紙・ペン・カメラ・コンベックスで採寸手書きデータを設計図に落とし込み。 労力・人員が必要 |
対象物の点群データを取得してCADデータに組み込み 簡単・短時間で計測 |
作業時間 | 6人/日 | 2人/日 |
作業効率がなんと3倍に! | ||
得られる効果 |
・手作業のため、手間と時間がかかる ・危険な現場で測量作業が伴う ・複雑な現場だとさらに時間がかかり、終了時間が読めない ・手作業のためミスが起こりやすい ・手書きを再度設計図に落とし込みが必要 |
・現場調査の手間や時間が低減 ・現場調査時の安全性の向上 ・複雑な現場でも短時間で作業が完了 ・施工時の精度向上 ・短時間で現場施工図ができる ・プレゼンテーション資料への応用 |
でもハンディスキャナー本体と処理ソフトを買うだけでかなりの投資・・・回収できるのか分からない
そんなときは短期間でのレンタルがオススメです!
ハンディースキャナーは高価なものが多いです。
使ってみたいけど、高価で手が出しにくい・回収の目処が立てにくい といったお悩みがあれば短期間でのレンタルがオススメです!
費用は購入に比べ約10分の1で、購入前に一度試してみたい!といった方にもレンタルでまずは仕様を確認してから購入の可否を決められる方もいらっしゃいます。
今回ご利用いただいたスキャナー
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ハンディだから、移動させながら3Dデータの取得が可能!橋桁の下や複雑な形状の構造物などの極小エリアで計測する最適なツールです。
※REX所有はショートレンジタイプです。計測範囲は、0.3m~2.0mです。 -
ハンディタイプ移動させながら、3Dデータの取得が可能!NETIS登録商品!BIMからCIMまで広範囲な作業をカバー。高速・高精度マルチレンジスキャニングで3次元座標データを現場で効率的に取得することが可能。
さらに!
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是非一度ご一読ください