橋梁の部材点検
近年、橋梁点検では老朽化にともなう損傷により、重大事故につながる危険性が問題視されています。
早期発見、早期対策として計測器を活用して橋梁点検の質向上や効率化を図ることで事故防止に、またコスト低減に大きく寄与します。
この特集では、橋の部材毎にどういう損傷があるのかや診断基準、さらには損傷別で役立つ計測器のご紹介をさせていただきます。
前編では、鋼部材の損傷診断について、後編はコンクリート部材の損傷種類とその原因をご紹介いたします。
あわせて診断・点検に最適な計測器もご紹介しておりますので、最後までご覧ください。
前編:鋼部材の点検
後編:コンクリート部材の点検
- 目次
- 1. コストダウンにつながる早期発見のメリット
- 2. コンクリート部材の損傷種類
- 3. コンクリート部材の損傷種類と原因(特徴/損傷原因/参考画像)
- 4. 効率化を図る原因別 点検機器
- 5.レックスレンタルの活用術
橋梁点検の質向上や効率化について
橋梁点検は5年に1度行われると法令で決まっておりますが、その1回1回の点検で損傷を見落とさないようにすることが理想です。
定期点検では基本目視での調査が義務付けられていますが、目視だと健全性の判断がつきづらかったり、内部に損傷があって見た目では判断できず後に大事故に繋がった・・・なんてこともありますよね。
しかし、必要に応じて非破壊検査機器を使用したり、目視が物理的に難しい場合は近接目視にと同等の評価が行える方法となる計測器を使用できます。
そのため、様々な計測器を活用して橋梁点検の質向上や効率化を図られています。
ですが、計測器を自社保有していると購入費やメンテナンス費がかかるだけでなく、最新機材が開発される中、機材が古くなってしまいがちです。
レンタルなら「必要なときに必要なときだけ」使用できますので、コストを抑えられ、メンテナンスなどの面倒な作業や保管場所も必要なく、いつでも最新の機材を使用できます!
橋梁点検を行う場合は、購入とあわせてレンタルもご検討ください。