小型メモリークロロフィル濁度計 COMPACT-CLWのレンタル

小型メモリークロロフィル濁度計COMPACT-CLWのレンタル 特長

小型メモリークロロフィル濁度計COMPACT-CLWのレンタル 概要

COMPACT-CLWは、マイクロコントローラー搭載の小型高精度の長期連続観測用の水質計です。本モデルは、クロロフィル、濁度、水温、電池電圧の計4チャンネルを1セットとしたデータを179,178データまで記録できるデータロガｰと一体化されており、最大1年間の長期連測観測が可能です。
本体内蔵の記録媒体には、不揮発性のフラッシュメモリーを採用し、電源ドロップが生じても記録データの消失がなく、より信頼性が向上しました。

クロロフィルおよび濁度センサーは、発光部光源に発光ダイオードを採用しており、経時的変化が非常に少なく、また、受光の波長バンド幅を広くとることにより、クロロフィルの蛍光と濁度の反射光と同時に1個の受光素子で受けています。（信号を電気的に分離して、クロロフィルの信号と濁度の信号を区別しています。同時に太陽光も除去しています）。 光学面には、ワイパーが装備されており、測定毎に掃引し、汚れを除去しますので,長期連続観測が可能になりました。 濁度センサーは、従来器と比べ低濃度域での安定性が非常に優れており、高濃度域までのSS（懸濁粒子）との相関性が向上しましたので、海域だけでなく、河川、ダムでの調査にも十分威力を発揮します。

COMPACT-CLWの全ての操作は本体のターミナルアダプターとユーザーパソコンのシリアルポートとを付属のRS-232C通信ケーブルで直結して行うことができます。測器本体内部には、カレンダー時刻情報を持っていますので、設定項目は観測パラメータの選択と測定開始時間のみの簡単な設定であり、また、各センサーのキャリブレーション係数もメモリーに格納されています。 観測終了後のデータ転送も非常に簡単であり、測定開始時間やキャリブレーション係数が自動的にデータ処理ソフトに転送されますので、わずらわしい係数管理が必要なく間違いのないデータ処理が短時間で行えます。 データ通信プログラムは、Windows画面で見やすく設計されています。