浮遊粒子状物質 とは
よみ: ふゆうりゅうしじょうぶっしつ 英字: Suspended Particulate Matter
浮遊粒子状物質(SPM~Suspended Particulate Matter)とは、粉塵やばい塵のうち径10μm(0.01mm)以下のもののことを指します。大気汚染防止法施行規則や環境省の環境基準に明記されています。
発生原因は工場・自動車・火山・森林火災などの煤(すす)や巻き上げ、あるいは大気中のガス状物質が変化したものとされます。年平均で100mg/?以上になると呼吸器障害や死亡率の上昇が顕著になるので環境基準として"1時間値の1日平均0.1mg/?以下""1時間値0.2mg/?以下"とされています。
なお2.5μm以下のものは微小粒子状物質(PM2.5)として別途定義されています。