A特性やC特性といった特性の違いを教えてください。
それぞれの特性の違いは以下のようになります。
A特性:人間の聴覚を考慮した周波数の重みづけを行ったものです。測定値はLAと表されます。周波数ごとの補正値はJISにも定義されています。
C特性:比較的平坦な周波数特性を持っています。もともとは大きな音の聴覚の近似として作られた特性ですが、今はあまり使用されていません。
Z特性:重みづけをせず、平坦な周波数特性を持っています。音圧レベルの測定に用いられます。以前はFLAT特性とも呼ばれていました。
マイクロホンで機械的に計測を行うと、低周波や高周波といった人間が聞こえない音までを同じように拾ってしまい、感覚との乖離が生じるためこのような特性が用意されています。
人間の感覚に近しいのはA特性となりますので、一般的な騒音の評価にはA特性が用いられます。
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