脱着型サーモグラフィ F50B-BASのレンタルなら

脱着型サーモグラフィF50B-BASのレンタル 特長

カメラヘッドとコントローラが回転・分離できるため、全方位で安全かつ楽な作業姿勢で、これまで困難だった計測が簡単に行えます。

カメラヘッドをチルトできる（上下に傾けることができる）スタイル。2ヶ所あるジョイント部のどちらにでも装着できます。

カメラヘッドをコントローラから取り外したスタイル。カメラヘッドを自由に動かすことが可能です。

カメラヘッドを回転させれば、チルト感覚での撮影が可能です。
高所の撮影でも目線を上げることなく、快適な計測が行えます。

カメラヘッドを取り外せば、楽な姿勢で画面を見ながら、あらゆる方向の撮影が可能です。

カメラヘッドを取り外せば、狭い設備の隙間や裏側へ回り込ませることが可能です。
カメラヘッドにはLEDライトが搭載されており、暗い場所でも対象物を識別でき明るい可視画像を撮影できます。

カメラヘッドを恒温槽などの設備の中に入れることが可能です。
外に出したコントローラで計測状況を確認しながら、タッチパネルで遠隔操作を行えます。

コントローラとカメラヘッドそれぞれに三脚ネジ穴や固定ネジ穴を設けているので、三脚や壁面に固定して計測することが可能です。
設置したカメラヘッドに触れることなく、コントローラで遠隔操作が行えます。

カメラヘッドとコントローラを市販アクセサリーに取り付けて使用することが可能です。
例えば、カメラヘッドをヘルメットに装着してウェアラブル感覚で使用することや、コントローラをポールに取り付けて棒カメラ感覚で使用することができます。

カメラヘッドは広角70°で、配管や設備の裏側などを広範囲に映し出すことが可能です。
ピント合わせが不要なフォーカスフリーで、作業に慣れていない方でも効率的な撮影が可能です。

カメラヘッドは「70℃」の耐熱設計のため、従来機種では困難だった恒温槽内での計測が可能です。
カメラヘッドを恒温槽の中に入れて、外からコントローラで簡単に操作できます。

※60℃を超える高温環境下でカメラヘッドを使用する場合、可視カメラは高温保護機能によりOFFされ、画像は表示・保存されません。

温度スケール設定、ポイント移動、ズーム表示、可視合成の調整などを、スマートフォン感覚のタッチパネル操作で行うことができます。

温度スケールの設定や画像記録など頻度の高い操作は、ハードウェアキーでも行うことができ、手袋をしたままでも快適な測定が可能です。

脱着型サーモグラフィF50B-BASのレンタル 機能

温度スケールの設定・調整は、サーモグラフィ操作において初心者が最も苦労する操作でした。
新機能 「オートポイント」機能は、タッチ操作で温度スケールの上限・ 下限となるポイントを指定することで、誰でも簡単に温度スケールの調整が行えます。また、温度変化に応じてスケールの上限値だけを自動で調整する「オートマキシマム」機能も搭載しています。

オートポイント「ON」

温度スケールの上限と下限に設定したいポイントを指定

ポイントの位置で最適設定

しきい値以上/以下の温度値を無視して、オートスケールの上限・下限値を決めることができます。例えば、「5℃以下を無視する」という設定をすると、空や雲を無視して温度スケールを設定することができます。
屋外での温度スケール設定では、空や雲の温度に自動設定が引っ張られてしまい、正確な計測ができないことが課題となっています。「スカイオフ」機能がこの課題を解決します。

※オートスケール：上限値・下限値を同時に最適化する機能（従来機種）

スカイオフ OFF

スカイオフ ON

さまざまなアングルで測定できるからこそ、カメラの向きによって回転してしまう画像の向きをすぐに修正できる、90°ごとの「画像回転」機能を搭載しました。
配管の裏や狭い場所にカメラを回り込ませて測定するときは、無理な体勢をとることなく、画面を回転させて確認しながら正確に測ることができます。

スライドゲージで熱画像と可視画像の透過合成比率を調整することや、着目したい箇所のみ熱画像の合成範囲を自在にトリミングすることが可能です。

温度がしきい値を超えると、音声とメッセージでお知らせします。さらに、特定の温度範囲を強調表示する色アラームも搭載しています。

脱着型サーモグラフィF50B-BASのレンタル 活用例

工場設備の隙間や裏側までも点検可能にするアングルフリー機構により、近年増えつつあるプラントの重大事故の予防診断に貢献します。小型・軽量で、撮影時以外は両手が自由になるため、作業者の安全も確保できます。また、定期的に設備を止めずに稼働中の状態を把握し、必要な時にメンテナンスを実施する状態監視保全（CBM: Condition-Based Maintenance* ）の導入に大きく貢献します。

IoTをはじめとする先進技術を支える、電子部品・電子基板の熱評価を大幅に効率化します。取り外し可能な小型のカメラヘッドは70℃の高温に耐えられるため、恒温槽の中に入れたまま外部からコントローラで操作可能です。

ホームインスペクションの性能評価機器として、目視では見つけられない断熱材の欠損や漏水、シロアリ調査などを可能にします。70°のフォーカスフリー広角レンズ搭載により、室内で広範囲の壁面を一度に撮影できるうえ、世界初のアングルフリー機構により、最小限の穴や隙間から天井裏や床下の点検を行うことが可能になります。