サーモグラフィー R450Proのレンタルなら

サーモグラフィーR450Proのレンタル 特長

サーモグラフィーR450Proの大きな特長は、画質の良さと測定レンジの広さです。
その他にも、レンタル先の現場での操作性向上につながるおすすめポイントがたくさんありますので、ひとつひとつ詳しくご説明していきます。

サーモグラフィーR450Proのカメラには、複数枚超解像処理機能が内蔵されており、画素数の4倍向上を実現しました。複数枚超解像処理機能は、連続する複数のフレームから演算処理をし、映像のノイズ(ぼやけやちらつき)をおさえて被写体の本来の緻密さを解像度高く再現してくれる機能です。
この機能により、最小で58ミクロンの微小物の撮影をすることも可能です。

また、-40℃～1500℃という広い範囲の測定レンジに対応している上、レンジの切り替え不要で常温～1500℃までの連続的な温度の変化を測定することができます。

クイックパノラマモードを使用すれば、最大約75°(水平方向)、または最大約56°(垂直方向)相当の熱画像の撮影が可能な点も特長のひとつです。パソコンは使用せずカメラ本体で撮影できるため、そのままレポートにも添付でき大変便利です。
※パノラマ画像はjpegファイルで保存できます。

パノラマモードで撮影したデータも、超解像モードで撮影したデータも、最大4倍の連続ズームができます。
スクロールインジケータを採用しているので、必要に応じて簡単に、任意の場所を確認することができます。

レンタル先の現場で計測をする際に便利な点を詳しくご説明します。

可視カメラは500万画素で、熱画像と並列して表示することや合成して表示することができます。
直感的にわかりやすく、測定の効率化にもつながります。

屋外での計測では、太陽の光がモニタに反射し画面が見えづらくなることがあります。そのような場合でも、角度を調整できるビューファインダーが搭載されているので、問題なく計測ができるでしょう。

フルオート機能が備わっており、温度スケールとフォーカスを同時に調整してくれます。

サーモグラフィーR450Proのレンタル 機能紹介

サーモグラフィーR450Proには、レンタル先の現場でデータを確認するために役立つ機能がたくさん備わっています。データ解析のためのソフトウェアも充実しているので、順番にご説明します。

①任意の10点の温度表示ができます。⊿T表示や最高/最低温度追尾も可能です。
②任意で指定したエリア内の最高/最低温度追尾、また平均温度(AVE)をリアルタイムで表示することができます。

③放射率テーブルで選んだ材料から、放射率を自動設定できます。

④同じ素材の物体を計測する際に役立つ、放射率逆算機能が備わっています。
既知の温度を入力することで、算出することができます。
また、各ポイントごとに放射率を設定することもできます。

⑤X-Yラインプロファイルの表示が可能です。

サーモグラフィーR450Proには、カメラ本体に外部トリガ入力が起こると、パソコンの解析ソフトウェアが自動的に動画記録を開始する機能が搭載されています。
これにより、I/O機器を使用したシステムの構築不要で、現場の設備などと連動した記録を取得することが可能です。

選択したデータの解析と、補正や編集が行えます。

■グラフ表示

■特定図形領域における放散熱量計算により、被写体からどれほどの熱損失があったかを調べることができます。

■被写体までの測定距離を入力すれば、設定した図形の長さ・面積が計算されます。

■パノラマモードで撮影した画像を結合することができます。

■テンプレート(エクセル・ワード)でグラフや画像などを使用して、レポートを作成・出力することができます。

サーモグラフィーR450Proのレンタル 用途

サーモグラフィーR450Proがレンタルされる用途としては、研究・開発のみならず、保守・保全や品質管理などでご活用いただけます。常温から高温まで、レンジの切り替え不要で連続的に計測できるため、溶接の際の蓄熱・放熱の過程の解析などにも適しています。