iRadar ADSPIRE 01のレンタルなら
- 構造物診断機
新しいレーダー信号の解析方法(東京大学との共同開発)と最先端ディジタル信号処理を搭載し、低ノイズ、高分解能を実現!
iRadar ADSPIRE 01は、コンクリート構造物内の鉄筋だけでなく、配管や電線、CD管、空洞や豆板、浮きなど様々なターゲットの探査・調査に適した"次世代型の電磁波レーダー法の装置"になります。
レンタルすると従来機の特長や使いやすさはそのままで、調査のさらなる効率化が期待できます。
- 機材の点検には時間がかかりますので、ご連絡いただいたタイミングによってはご注文を当日中に承ることができない場合もあります。
- 複数台ご入用の場合は、担当窓口までお問い合わせください。
- 在庫状況は常に変動しております。商品の確保はご予約が確実です。担当窓口までお気軽にお申し付けください。
点検支援技術性能カタログ
橋梁:BR020034
トンネル:TN020022
(詳しくはこちら:https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/)
iRadarADSPIRE 01のレンタル 特長
iRadar ADSPIRE 01の最も大きな特長は、波形の鮮明度の向上によりその位置に鉄筋があるかどうかの判断がしやすくなっている点です。
こちらをレンタルしていただくと、従来製品と比べて鉄筋の位置がよりくっきりと確認できることを感じていただけると思います。
iRadar ADSPIRE 01を使用すると、前機種のNJJ-200Kを使用した場合に比べて鉄筋の横に位置する配管まではっきりと見えるほか、千鳥配筋の下端がよく見えたりとさまざまな配筋の場合において明瞭なデータの取得が可能です。
また、一般的にはぼやけてしまいがちな豆板/ジャンカの判定や、ダブル配筋の探査もしやすくなっている点も特長です。
その他にも、おすすめするポイントをご紹介します。
基本的な使い方であるノーマルモードに加え、持ち手を取り外してより狭い隙間に滑らせての探査や、延長棒(オプションレンタル品)を取り付けて床を長距離で探査したり高さのある場所を探査したりすることも可能です。
iRadar ADSPIRE 01は本体の重さが抑えられており、長時間の作業でも腕が疲れにくい点も特長です。
iRadarADSPIRE 01のレンタル 機能紹介
iRadar ADSPIRE 01には、効率的かつ精度の高い探査をサポートする機能が数多く搭載されています。それによって、レンタルしていただくと快適に正確な検査や墨出しが可能です。
iRadar ADSPIRE 01を使用して墨出しを行う場合、内部の鉄筋の場所をライトの点滅と音で示すため、見逃してしまうリスクを減らすことができます。さらに、一度走らせるだけで同じ場所に引き返さなくても素早く精度の高いマーキングができるため、効率的な作業が可能になります。
設定スピードを超えて本体を走らせてしまった際に、その区間のデータが飛ぶだけで距離の差異が起こらないようになっている点も便利です。
4つのタイヤのうち、最低1輪が対象面に着いていれば探査を継続できるため使いやすくなっています。
さらに、通常のタイヤに取り付け可能な直径の大きいタイヤがレンタル時に付属しており、こちらを使用すると起伏のある面の探査もできるようになります。また、直径30cm程度の柱であれば曲面であっても使用可能です。
IP54カテゴリー2に適合しているため、さまざまな現場環境に対応可能となっています。
iRadarADSPIRE 01のレンタル 用途
iRadar ADSPIRE 01をレンタルする用途の例としては、橋梁におけるコンクリート浮きの調査/コンクリート床板・空隙・シース管の検出や、トンネル工事における巻き厚の検査/剥離・浮き箇所の検出などが挙げられます。
iRadar ADSPIRE 01のこれらの使用事例は国交省の「点検支援技術性能カタログ」で紹介されており、さまざまな現場で活用されています。
作業員の勘だよりだったハツリ作業を可視化!
コンクリートのハツリ作業では、配筋・配管位置を正確に把握しているにも関わらず、作業員の不注意で鉄筋や埋設管の誤切断・損傷事故が多発しています。本製品を導入することにより、レーザー光で深さ方向に掘削ライン(ハツリ深さ)を可視化します。レーザー光の掘削危険ライン、限界ラインをギリギリ見えるようにハツることで、鉄筋、配管に当たることなく、ハツリ作業・工事を進めることが可能です。
よくある質問
ハンディサーチ NJJ-200との違いは何ですか?
-
A
データがより鮮明になり判断しやすくなっています。その他の基本的な仕様に違いはありません。
レンタルオプション品
- NJJ-200延長操作棒 MPBC48442
- ハツリ作業安全装置 SHL
iRadarADSPIRE 01のレンタル仕様
測定方式 | 電磁波レーダ方式 |
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周波数帯域 | 700MHz~3500MHz(中心周波数:2100MHz) |
探査対象物 | 鉄筋・埋設管(鉄管、塩ビ管、CD管等)・空洞・ジャンカ等 |
深度レンジ | 0~684mm ※比誘電率が6.2の時(コンクリートの材齢が数年経過した一般的な状態 |
測定深さ分解能 | 浅モード・標準モード:約1mm、深モード:約2mm |
水平分解能 |
深度75mm未満にある探査対象物:75mm以上
深度75mm以上にある探査対象物:深度以上の間隔 ※標準コンクリートでの実測値(深度:鉄筋のあき=1:0.2以上) 深度75mm時、鉄筋のあき15mmの鉄筋を判別可能 深度175mm時、鉄筋のあき40mmの鉄筋を判別可能 |
水平方向距離分解能 | 2.5mm |
走査距離測定性能 |
装置の最小読み取り数値:2.5mm以下
走査距離の測定精度:移動距離500mmの範囲で±2.5mm、かつ500mmを超える場合は移動距離に対しての誤差は±0.5% |
かぶり厚さの測定精度 | かぶり厚さが10~200mmの範囲で誤差が±5mm、又は電磁波伝播時間誤差が±0.1ns、200mmを超える場合は±10mm |
表示モード | Bモード(垂直断面図)、BAモード(垂直断面図、反射波形表示)、Cモード(3Dデータの平面画像) |
画像処理 |
探査時:リアルタイム自動表面波処理、リアルタイムマニュアル減算処理、浅部フィルター、バック処理(平均+自動感度、自動感度、平均、OFF)
非探査時:ユーザー表面波処理、減算処理、マニュアル表面波処理、平均波処理、ピーク処理、原画再生処理、自動感度調整 |
表示画面 | スマートフォン、タブレットPCによる |
比誘電率の設定範囲 | 2.0~20.0 (0.1ステップ) |
最大走査速度 | 約80cm/s 速度超過ブザーあり(探査モード設定「U倍速」時) |
制御機能 | 図面マーカ(最大297点 99点×3グループ)、バッテリー容量表示、画面縦横切替表示、鉄筋自動検出機能、鉄筋検出アシスト機能 |
データ保存機能 |
付属のスマートフォン、タブレットPCの本体内蔵メモリにデータを保存
メモリ容量2GB使用時に約150本のデータを保存可能(20mの探査データをバイナリ形式で保存時) |
使用温度範囲 | 0~50°C(付属のスマートフォンを除く) |
電源 | 専用バッテリー |
連続使用時間 | 7時間以上(バッテリー満充電時、付属のスマートフォンを除く) |
防塵・防滴構造 | IP54カテゴリー2 |
対応OS | Android(TM) 4.2以上 |
寸法 |
ハンドル装着時:149(W)×207(D)×134.5(H)m(車輪を含む)
ハンドル脱着時:149(W)×207(D)×74.5(H)m(車輪を含む) |
質量 | 980g(バッテリー、ハンドル部を含む。スマートフォンを除く) |
部材厚信号レベル | NJJ-200と比較して、部材厚の信号レベルが約4倍に向上 |
光源 |
緑ライン 可視光半導体レーザー532nm
赤ライン 可視光半導体レーザー635nm |
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モジュール数 |
緑ライン CONE Module1個
赤ライン 4個 |
レーザー出力 |
緑ライン クラス2M
赤ライン クラス1M レーザーライン:1mW 以下 |
自動補正機能 | 電子水準センサー方式 |
制御機能 | モーター制御方式 |
レーザーライン指示精度 | 度 ±1mm/7m |
水平ライン距離 | ±2mm/30mm |
電源 | リチウムイオンバッテリー(3400mAh) |
連続使用時間 |
緑ラインのみ点灯:約11時間
赤ラインのみ点灯:約22 時間 2色ライン点灯:約8時間 |
サイズ/重量 | 110mm×134mm / 1.4kg(バッテリー含む) |
動作温度範囲 | -5℃~+40℃ |
iRadarADSPIRE 01のレンタル構成品
- 本体
- ハンドル部
- ストラップ
- バッテリー×2
- 充電器
- ACケーブル(充電器用)
- スマートフォン
- USBケーブル
- ACアダプター(スマートフォン用)
- 大型タイヤ×4
- ソフト(ReportMaker200)
- プロテクトキー
- 取扱説明書(本体)
- 取扱説明書(RC埋設探査機 操作編)
- 取扱説明書(大型タイヤ)
- 取扱説明書(ReportMaker200)
- 収納ケース
- 延長操作棒
- 収納ケース
- 本体
- バッテリー
- ACアダプター
- 三脚(調整ねじ×6付)
- 収納ケース